ののの本事情

ののがおすすめする本を紹介します。

静かな空間をつくる

穏やかなひと時を過ごすためには、静かな空間が必要です。 静かな空間は、想像するに、整理整頓された不要なものがない、 換気が行きとどいた部屋だと思います。 不要なものがない、ということは、何もないことではなく。 自分にとって、必要なもの、気に入…

2本の麦茶

2日に1回、麦茶をつくる。 昔ながらの、やかんに水を沸騰させて......ではなく、 百円均一で買ったボトルに麦茶パックを入れてお湯を注ぐ。 それだけ。 それだけでも、地味に時間はかかる。 ボトルは毎回洗って、なるべく殺菌処理もする。 お湯はケトルがあ…

生命の継承

人の輪を見かけた。 小学校にあがったくらいの小さき人を 囲うように大人たちが集まっていた。 何事かと首を突き出した。 その小さき人の両腕には、 更に小さい生命そのもののが抱かれていた。 正直、小さき人には重荷だと考えてしまった。 しかし、生きてい…

見る視点

同じ通勤路。 後ろから風がふいて、髪がなびいた。 髪の先端が自分の頬をくすぐる。 何だか呼ばれているような気がして。 振り返ってみた。 そこには違う景色が広がっていた。 通い慣れた場所は、つまらないコンクリート色しかない風景。 でも、もっと遠くか…

ごみと落とし物

一見、ゴミに見えるモノがある。 他人が見ればゴミでも、 持ち主から見れば、とっておいたモノかもしれない。 一点のモノは、誰が所有するかによって場が変わる。 何も知らなければ、状況から推測するしかない。 何も調べていない状態で、結論を出すことは賢…

1輪の花

建物の周囲に美観のための植木がある。 まるで、この範囲までが敷地だと無言の主張をしている。 そこに1輪の花が咲いている。 誰もが知っている花だった。 いつも枝と葉っぱだけが好きなように伸び生え、 緑の一面しか見せてくなかった植木。 手入れをする…

お祭り、行きたいっスね。

視界の隅に腕一本ぐらいの長さの小さい"のぼり"がある。 広告として受付に設置されていた。 いつもなら、もっと活気あふれる場所で見かけていたというのに。 最近はめっぽう減った。 これも流行りのウイルスのせいか。 本来の大きさの"のぼり"は、人でごった…

”ゼロの日常”を読了しました

新井隆広さん [原案協力]青山剛昌さん のゼロの日常を4巻まで読了しました。 著者:新井隆広 原案協力:青山剛昌 発行所:株式会社 小学館 著者:新井隆広 原案協力:青山剛昌 発行所:株式会社 小学館 小学生の頃から名探偵コナンが好きで、安室さんを好き…

言い回し集”そうですか”

いろんな人とお話する時、 相槌として“そうですね”と答えることがありますよね。 でも、本心は相手の意見とは別の意見を持っていて、 でも、相槌として“そうですね”とか“そうですよね”と まるで、相手の意見と同意見ですと主張しているようになって 上手く言…